クーリエジャポン10月号

レビュープラスから「COURRiRR Japan 10月号」を献本いただきました。
初めての献本書評です。

クーリエジャポン10月号

クーリエジャポン10月号

今回は

政権交代SPECIAL
世界が見た “日本のCHANGE”

度重なる首相交代でも変化がなかった日本に、「民主党圧勝」という “うねり” がやって来た。そもそも長らく政権を支配した自民党の降板劇に”沸く “NIPPON” を、海外は歓迎しているのか? 果たして、国際社会において日本の外交、そして経済のプレゼンスは高まるのか? 疑問だらけの日本の未来を占う上で、海外メディアの冷静な視点は、恰好の材料になってくれそうだ。

SOUTH KOREA 「風林火山」のように動き震度9以上の政治大地震となった …etc.
UK 津波ほどじゃない、小さな地震いかにも日本らしい「反乱」だった
FRANCE 日本に爽やかな風が吹くも国民は “歴史的勝利” に熱狂せず
CHINA 「中国重視」の民主党勝利で日中関係の未来は明るい …etc.
USA 不況を脱出するために民主党が取るべき「5つの政策」 …etc.

米国 × ドイツ× 韓国 特派員特別座談会
そして、民主党がぶっ壊れる日
日々、日本の政治経済の動静を追っている外国メディアの特派員たちは、
政権交代後の日本の進路を、果たしてどう予測しているのだろうか。

勝間和代責任編集 AFRICA:Land of Hope
いま、なぜ「アフリカ」なのか

なぜ、 “遠いアフリカ” に援助をする必要があるのか?
ラテン・カルチャーを知る『15』のキーワード

今回は勝間和代さんの責任編集でアフリカの特集が組まれていた。

その中で「アフリカ」と「テクノロジー」にフォーカスしている記事がある。通信やインターネット、流通などが、いままで我々が考えられなかったようなスピードでアフリカを進化させている。それはある種のワープみたいなもので、先進国がいままで歩んできた道をショートカットするということだ。医療機関にはインターネット回線が持ち込まれ、ヨーロッパのドクターが遠隔で診断をしている。いままで不当な価格で取引させられていた人々は、携帯電話の普及により、適正な価格交渉が可能になっている。

たしかにこの記事を読むまで、通信や流通などの援助という感覚はなかった。たしかに100ドルPCなどによって、PCハードそのものの援助はこれまでも意識の中にあったが、大切なのはそれらを世界とつなぐ通信だったようだ。そして純粋にインターネットというしくみは本当にすごいんだなと感じた。

我々はよく貧困国に学校を建てたり、井戸を掘ったりすることは確かに重要であって、いまそこにいる人たちは世界の90%の人々ではなく、60億人の中の1人1人である。だからこそ、このようなやり方を揶揄するつもりはないし、すばらしい取り組みだと思っている。

これらに比べ、テクノロジー支援は、学校建設や井戸の建設のように今すぐに人々が笑顔になれるものではない。しかしながら、もう我々が知っているアフリカよりもアフリカは進んでいるようだ。

冗談のように思われるでしょうが、遠隔医療の拠点が昨日し続けられるかどうかは、インターネットプロバイダに月額料金を払えるかどうかしだいなのです。

この本のなかで一番印象的な一文だった。

今回は初めての献本だったので、その感想も書いておく。

献本いただいて、それに対してレビューする義務を負うというのは思ったより大変なことだ。レビューが義務だということのプレッシャーは想像以上だった。しかしながら、強制的に何かをアウトプットしなければいけないスキームに自らを追い込むことは、怠け者の自分にとってはいいものだと思っている。