プレゼンの方法

月末にあるプレゼンをしたのだが、そのプレゼンの評価を高くもらえたので、良いプレゼンをする方法について書いてみる。

まずプレゼンをうまくするために必要なことは、プレゼンがうまい人のプレゼンを聞くことだ。

当たり前だが、これから始まる。というかこれがないと始まらない。

ぼくはやはりジョブズのプレゼンはすばらしいと思っているので、彼のプレゼンは何度も見たし、資料を作るときも彼のスライドの真似を良くする。僕の資料の背景が黒いことが多いのはその影響だ。

スライドは作品だ。クリエイティブにはこだわる。

たとえば

  • フォントサイズは18px以上しか使わない。
  • フォントはなるべくメイリョウを使う。MSゴシックはダサい
  • コピーライトやロゴは意味がなければ入れない。配布資料や1枚目に入れれば十分。

ジョブスのプレゼンはappleのウェブページに行けば見れるし、検索しても出てくるので見てみるとよい。

次に実際にプレゼンをするときに考えるべきことは、プレゼンで何を伝えたいか明確にするということだ。

見ててとても悲しくなるのは

  • とてもすごく小さな字で書いてある
  • スライドを読んでいるだけ
  • 「あとで読んでください」とスライドを飛ばす

など

一番大事なポイントは、見せるスライドと読ませるスライドを別に作るということ。見せるスライドの中に読ませるスライドを入れない。見せるスライドの一番あと(謝辞のあと)に補足資料を入れておけば、後からスライドを共有されたときにじっくり見ることができる。

これはある意味すごく当たり前で、たとえば配布を前提に作られるものは白背景でないと印刷したときにインクがすごいことになってしまう。またフォントサイズも印刷前提なら9pxくらいから使える。逆に印刷用になのに文字がすごく大きくて枚数を何枚も使うような資料はきらいだ。

すべてのスライドに意味を持たせて、one sheet one topicで伝えていく。

最後に、必ずプレゼンで話すことを頭の中でリハーサルすることだ。これがないと悲しいことになる。そういう意味ではアニメーションは作るときには考えたほうが良いと思う。ただしぼくはなるべくアニメーションは消したり、シンプルなものに変えたりしている。理由はアニメーションを華やかに使ってすばらしいプレゼンをしているものを見たことがないからだ。ジョブズもシンプルなアニメーションしか使わない。
ただし、他の人と違ってこだわるのはスライドとスライドの移動のアニメーションだ。ここはあまりみんな気にしていないが、けっこうぼくは気にしている。プレゼンはすべてあわせて1つの劇なので、なるべくスライドとスライドが細切れにならないようにしている。

以上がプレゼンをするときに気をつけていることだ。

ちなみにプレゼンの本で昔英語の原書しかなかったときにがんばって読んだ本が訳本として出版されたので、これは買ったほうがいい。

プレゼンテーション Zen

あと、最近ジョブスのプレゼンについて本が出た。これは英語なので、まだぼくも買ってないが、無料で読める部分だけ読んだら面白そうだったので買ってみようと思う。


The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience

まさにジョブスのプレゼンの秘密が書かれた本。

ACT 1 CREATE THE STORY
 Scene 1 Plan in Analog
 Scene 2 Anser the One Question That Matters Most
 Scene 3 Develop a Messianic Sence of Purpose
 Scene 4 Create Twitter-Like Headline
 Scene 5 Draw a Road Map
 Scene 6 Introduce the Antagonist
 Scene 7 Reveal the Conquering Hero
 Intermission 1 Obey the Ten-Minite Rule
 
ACT 2 DELIVER THE EXPERIENCE
 Scene 8 Channel Their Inner Zen
 Scene 9 Dress Up Your Numbers
 Scene 10 Use “Amazingly Zippy” Words
 Scene 11 Share the Stage
 Scene 12 Stage Your Presentation with Props
 Scene 13 Reveal a “Holy Shit” Moment
 Intermission 2 Schiller Learns from the Best

ACT 3 REFINE AND REHEARSE
 Scene 14 Master Stage Presence
 Scene 15 Make It Look Effortless
 Scene 16 Wear the Appropriate Costume
 Scene 17 Toss the Script
 Scene 18 Have Fun

Encore: One More Thing

関連リンクは下記

スティーブ・ジョブズ氏の芸術的プレゼンを分析
数少ない日本語でのページ

The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience
著者がabcニュースのインタビューに答えている動画。これが一番わかりやすい。

Book Review: “The Presentation Secrets of Steve Jobs”
ブックレビュー。英語。

Uncovering Steve Jobs’ Presentation Secrets
businessweek誌の著者へのインタビュー。短くてよい。