「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.4


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

それでは最後のまとめを書きたい。

これまでのまとめはこちら。
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.1
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.2
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.3

ダメージ・コントロール
過ちへの対応は自分で引き受ける
対応の速度はすべてを変える
謝り方を知る
全員を最前線へ
文句は放っておく

悪いニュースは必ず顧客に知らせる。たとえまだ誰も気づいてなかったとしてもだ。臭いものにフタは出来ない。隠れようとも考えないことだ。いまどき自分で自分の間違いを認めなければ、他の人がオンラインでうるさく宣伝してしまう。秘密なんてないのだ。

間違いを自分のモノにする方法は次のようなものがある。

  • メッセージはトップから発信すること。最上位の人が力強く指揮をとる
  • メッセージをできるだけ広範囲に発信するため出来る限りのことをすること。臭いものにフタをしない。
  • 「ノーコメント」は選択に入らないし、入れるようなことがあってはならない
  • 人間として謝罪すること
  • 誠実に顧客のことを考え、行動で示すこと

顧客サービスでもっとも重要なことは、すぐに返事をすることだ。素早く反応することで、悪い状況を良い状況に転じることができる。「ちょっと調べて折り返しご連絡いたします」だけで事がうまく進む。

正しい謝り方なんてないが、間違った謝り方は山ほどある。謝るときにもっとも重要なことは、責任を認め、本当に謝罪をし、相手の立場になって考えることである。

顧客と社員の間に人が多いほど、顧客の声は歪んで失われていく。チーム全体が顧客とかかわりを持たなければならない。これがチームが顧客を理解する唯一の方法だ。

人は習慣の生き物だ。何か言われるだけで、ネガティブな反応を示す。習慣が乱されると文句をいい、元の状態に戻せという。覚えておくべきことは、ポジティブな意見より、ネガティブな意見のほうがうるさく情熱的であるということだ。議論の的になったからといって、バカみたいに後退しないことだ。

文化
文化は作るものではない
決定は一時的なもの
ロックスターは環境がつくる
従業員はガキではない
5時に帰宅させる
大げさに反応しない
あなたらしく話す

ミッション・ステートメント、宣言、ルール。わざとらしく、醜く、見かけだけだ。文化はつくるものではない。自然に発達するものだ。文化とは普段の振る舞いの副産物である。文化とは方針ではない。社内のサッカーゲームや、社員旅行や、クリスマスパーティーや、ピクニックではない。それはただの行事で文化とはほど遠い。文化とは行動であり、言葉ではない。無理に文化をつくろうとしないことだ。熟成するには時間がかかるのだから。

まだ起きていない問題を作ってはいけない。現実に問題になってから考えればいいことだ。多くの「もしも」は起こらない。今日の決定は永遠ではない。状況が変われば、あなたが変わればいい。決定とは一時的にそうしようということにすぎない。小さなチームの利点は方針をすぐに変えられることだ。大きな会社とは違い、素早く動けるのだ。だからこそ、「今日」に視点を合わせ、明日のことは明日考えればいい。そうしなければ、時間やエネルギーを起こりもしない問題に費やすことになる。

人はダメな仕事も、普通の仕事も、素晴らしい仕事もする。それは考えている以上に環境によるところが大きい。環境にこそ目をつけるべきだ。これはカジュアルフライデーやペット同伴みたいなことではない。そんなにそれがいいなら、毎日カジュアルな服装で来ればいいし、毎日ペットを同伴させてくればいい。いい環境とは信頼と自律と責任から生まれるものだ。プライバシーの守られる、最大限にパフォーマンスが発揮できる仕事場、そして必要なツールを与えた結果である。良い環境は働いている人を尊重している証拠だ。

人を子供扱いすれば、子供のような仕事しかしない。これが多くの会社、多くの管理職の人の扱い方だ。何をするにしても上司の許しがいる。たった数ドル使うためにいちいち許可が必要だ。仕事中にFacebookやTouTubeをみたりするのを禁止してどうなるというのだろう。そんなことしたところで部下は必ず他の気晴らしを見つけるものだ。従業員を管理するためにあなたが費やす時間と費用を考えたことがあるだろうか。監視ソフトのコストは?他の社員を監視するというまったく生産的ではなくムダな社員の給与は?誰も読まないルールブック作りに何時間かけているのだろう。

多くの会社では、仕事以外にやることがなく、上司を崇拝し、1日14時間働いてくれて、机の上で寝てくれる20代の社員を理想としている。これは事実だ。そしてそこに疑問を持つことを許さず、「これが大企業と戦う唯一の方法だ」「若い企業はこうあるべきだ」と神話を話す。まさに宗教だ。まったく間違っている。大企業と戦うためには、数倍の時間が必要なのではなく、数倍の「効率的な」時間が必要なのだ。家でやらなければならないことがある人ほど、人は会社で効率的に仕事をする。子供を迎えにいかなくてはならない、聖歌隊の練習がある、だから人は賢く時間を使う。「何かを終わらせたいなら、最も忙しい人に頼む」という言い回しがある。彼らは仕事以外に生きがいがあり、いくつものことに関心を持っている。仕事が人生のすべてなんてあってはならない。

まずいことが起こると、新しい規則を作りたくなるかもしれない。「誰かが短パンを履いてきた?服装規定が必要じゃないか!」そうではない。短パンを履いてきたやつに注意すればいいだけだ。規則とはそんなにおこらない状況にたいして、会社が大げさに反応した傷跡だ。大げさな反応はやめよう。規則を作らないことだ。規則とは、何度も繰り返し起こり得ることに対して最後に考える手段である。

ビジネスに関わる人はよく偉そうに話す。格式張った発表、難解な法律用語、まるでロボットが書いたようだ。ばかげている。小さな会社は自分たちをプロフェッショナルに見せて、大企業の仲間入りをしたいと思っているらしい。なぜ嘘から始める必要がある?自分自身であることを忘れてはいけない。

「なるだけ早く」などということは分かりきっている。本当に緊急時以外は急がせる言葉は控えることだ。今何かしないと最悪の事態につながるときだけ。それ以外の時はリラックスしていればいい。

最後に
本書で・・・

この本からは本当にたくさんのことを学んだ。迷ったときは読みなおしてみようと思う。

またこの本の前編とも言える「Getting Real」という文章はウェブですべて公開されているので、こちらも読むことをおすすめする。

最後に「小さなチーム、大きな仕事」に書かれている1つ1つの文章をTwitterでリマインドしてくれるアカウントも作ったので、ぜひフォローしてほしい(@gettingrealbot


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.3

それではまとめのNo.3を書きたい。


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.1
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.2
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.4

進化
基本的に「ノー」と言おう
顧客を(あなたよりも)成長させよう
情熱を優先順位と混同するな
自宅でも良いもの
顧客の声を書き留めてはいけない

「イエス」と答えるのは簡単だ。しかし、とたんにあなたが本当にしなければいけないことが見えなくなる。自分の最高のアイデアに対してさえも、「ノー」という習慣をつけよう。「顧客が常に正しい」なんて信じてはいけない。あなたのゴールは製品があなたにとって正しいものであり続けることだ。あなたが最もそれを信じなくてはいけない。だからこそ「僕はこれが気に入っているから、君もこれが気に入ると思うよ」ということができるのだ。

既存の顧客にこだわり続けていると、新たな顧客から自社を切り離してしまう。あなたの製品やサービスは既存の顧客にあまりにも最適化されており、新たな顧客には魅力的じゃなくなってしまう。このようにしてあなたの会社は傾きはじめるのだ。人も状況も変化するため、全員に対してすべてを提供することはできない。あなたの会社はニーズがころころ変わる特定の個人よりも、あるタイプの顧客に忠実である必要がある。

すばらしいアイデアを思いつくと高揚感がもたらされる。可能性と利益を思い描きはじめる。他に行っているすべてのことをやめ、最後に思いづいた「一番すばらしい」アイデアを追い求める。これは悪い一歩だ。たった今ひらめいたアイデアは、次の日には「あってもいい考え」に格下げとなっていることもある。そしてそれには他のすべてのことを延期するほどの価値はない。だからまず「すばらしいアイデア」は棚にあげておこう。多くの「すばらしいアイデア」を思いつくことはいいことだ。だからアイデアを書き留めて、何日か棚に置いておいて、落ち着いてからその優先順位を評価していくのだ。

賢い企業は「自宅で良いもの」を作る。「自宅で良いもの」とは、家に持ち帰ってもどんどん好きになっていくものだ。そして自分の友達にもそれを薦める。そのためにはさまざまな犠牲が必要かもしれないが、それでいい。いくつかのすばらしい点があるという商品は、たいてい遠目には華やかではないものだ。あなたは一夜限りの関係ではなく長期間の関係を目指しているのだから。

顧客の声を書き留める必要はない。エクセルやデータベースに溜め込む必要もない。ファイリングする必要もない。なぜなら本当聞かなければ行けない要求はあなたの記憶となり、忘れたくても忘れられなくなるものだ。

プロモーション
無名であることを受け入れる
顧客をつくる
競合相手に「教える」
料理人を見習う
舞台裏を公開する
造花が好きな人はいない
プレスリリースはスパム
『ウォールストリートジャーナル』は忘れよう
ドラッグの売人の方法は正しい
マーケティングは部署ではない
「一日にして成功」はない

今、あなたが誰なのか知る人はいない。それでいい。無名であるのは、すばらしいことだ。無名の状態は顕微鏡の監視下にいるような状況に比べると楽なものだ。今こそ恥をかくことを心配せずにリスクをとれるときなのだ。

どの会社も「顧客」を持っている。中には「熱狂的なファン」のいる幸運な会社もある。だが、もっとも幸運な会社は「観客」がいる会社だ。観客は興味を持ってくれ、観客は自分からあなたのところに戻ってくる。だから顧客を作るのだ。さまざまな発信を行い、価値ある情報を提供し、ゆっくりと、だが着実に観客を作って行くのだ。これ以上に大きな秘密兵器はない。

さまざまな方法を使って競合優位性を磨こうとしているが、いまいち差別化できない。そのようなときはより多くのことを教えればいい。大きな企業が同じようなことをやろうとすると、弁護士のチェックが入り、めんどくさい手続きをくぐり抜けねばならない。教えることには、彼らと十分に戦えるチャンスがある。

ビジネスは皆が秘密主義に走り出す。しかし、料理人を考えてみてほしい。彼らは自身のレシピを本にして技術として公開している。しかしレシピ本を買って、隣にレストランを開き、同じメニューを出す人など出てこない。レシピはビジネスよりずっと真似しやすい。けれども真似をされてつぶれるところなどない。だから料理人を見習うことだ。彼らは料理をし、料理本を書く。ではあなたは?あなたの料理本はなんだろう?

人々に舞台裏へのパスを渡して、あなたのビジネスがどうなっているのか見せよう。人々を舞台裏に導くと新しい関係が生まれる。彼らはつながりを感じ、顔の見えない企業ではなく、あなたを人間として見てくれるようになる。彼らはさらに深い理解や評価をしてくれるだろう。

ビジネスの世界には、スーツに身を包み、完璧に見せようとしている「プロフェッショナル」がたくさんいる。だが実際は彼らはお堅く退屈な存在に見えるだけだ。欠点を見せることを恐れてはいけない。ぼくたちはいつまでも変わらないプラスチックの花より、しおれてしまう本物の花が好きなのだ。だからあなたらしく振る舞おう。あなたらしく語ろう。完璧でなくても大丈夫。欠点を隠さず、今取り組んでいるものの一番新しい形を見せるのだ。

プレスリリースはスパムだ。そんなことで記事を書いてくれるはずがない。プレスリリースは忘れて電話をかけよう。手紙を書こう。もし似たような企業や記事を見つけたら、その記事を書いた記者に連絡を取り、自分の情熱や興味を伝えるのだ。

ウォールストリートジャーナルやニューヨークタイムズ、ニューズウィークなどの大新聞、大雑誌は忘れよう。そんなところへの売り込みは不可能に近い。それよりも、業界紙やニッチなブロガーなどに焦点を絞って話を持って行けばいい。

ドラッグの売人は抜け目ないビジネスマンだ。自分の商品の素晴らしさを知っているので、先に少量を無料で提供する。あとで初期投資以外のものが戻ってくることがわかっているからだ。無料で提供することを怖がってはいけない。自らが提供しているものを信頼しよう。タダで与えたものは、それ以上になってかえってくるだろう。そう信じられなければ、まだ十分に質の高い製品を作っていないということだ。

マーケティングは部署ではない。マーケティングは会社の全員が行うことだ。電話に出ることもマーケティング、メールを送るときもマーケティング、請求書も、ディナーの後のミントも、レジのカウンターもマーケティングだ。知るべきことは、こうした小さなことこそが大切だということだ。

大きな成功はすぐには生まれない。覚えておいて欲しいのは、偉大なブランドはいつもPRキャンペーンなしで立ち上げられたということだ。ゆっくりでいい。まずは顧客を得るとこから始めよう。あなた自身の言葉に興味を持ってくれる人たちを見つけるのだ。そして、地道にそれを続けよう。

人を雇う
まずは自分自身から
限界で人を雇う
無用な人は雇わない
会社を「知人のいないパーティー」にしない
履歴書はばかばかしい
経験年数は意味がない
学歴は忘れること
全員が働く
「自分マネージャー」を雇う
文章力のある人を雇う
最高の逸材はどこにでも
社員をテストドライブする

まず自分自身でやってみるまで、誰かを雇ってはいけない。まず自分で、仕事の本質を理解しよう。時には畑違いを痛感するかもしれない。全然うまくできなかったとくさることもあるかもしれない。それでもいい。その感覚を自分で学びながら克服するのか、他人を雇って克服するのかの違いだ。まずはやってみること。

喜びを得るために雇うのではない。苦しみを消すために雇うのだ。もしだれかを雇わなければどうなるのかと自問してみることだ。負担になっている時間外の仕事は本当に必要だろうか?同様に、誰かが抜けることになってもすぐに代役を立てないことだ。その人、そのポストがいなくて、どれだけやっていけるのか試してみるのだ。あなたが思っているほどの人は必要ないと気づく場合もある。

無用な人は雇ってはいけない。とりつかれたように人を雇う会社もある。募集していないのに優秀な人ならいつか使えると雇う人がいる。高待遇で雇い、そしてしなくてもいい仕事を与える。必要以上の従業員がいるときは、皆を忙しくするために仕事をわざわざ作り始めるようになる。うわべだけのプロジェクト、うわべだけの仕事だ。そこに経費が生まれ、複雑になる。肩を叩くのをためらってはいけない。意味のないことをしているスタッフがいることのほうが悪い。外を見渡せば、才能のある人はたくさんいる。本当に必要な時に、最適な人を見つけられるだろう。才能があるかないかは関係ない。人が必要ないのなら、人は必要ないということだ。

知り合いのいないパーティーへ行っても会話も弾まず退屈だ。短期間で多く人を雇うと「知人のいないパーティー」になってしまいがちだ。いつも新しい顔があるのでよそよそしくなる。誰もダメだと言わず、常に顔色をうかがう。対立や劇的な反応をさける。だから少しずつ雇う。これが「知人のいないパーティー」にしない唯一の方法だ。

経験年数に意味はあるだろうか?もちろん人を雇うときに、ある程度の経験が指標になることもある。しかしそれは半年から1年以上かそれ未満だ。それ以上になれば成長曲線は平になり、1年の経験と6年の経験に大差はなくなる。本当の差は、応募者自身の熱意や個性、知性に表される。経験の長さは過大評価されている。大切なことは、どのくらい質の高いことをしていたのかだ。

有望な人材は、極めて良い成績で卒業した層にいるが、外にもたくさんいる。それを忘れてはならない。

小さなチームでは、働いてくれる人間が必要なのであって、人に仕事を振る人間が必要なのではない。皆何かを生み出さなければならない。結果を出さないと行けないのだ。だから仕切り屋を雇っては行けないということだ。彼らは小さなチームのお荷物だ。人に仕事を任せる人は、まわりを会議に巻き込むのも好きだ。実際、会議は彼らの大親友だ。会議では本人が重要に見える。一方、出席する他の人たちは、実際の仕事をする時間が削られてしまう。

自分をマネージメントできる人は、自身の目標に基づいて実行する人だ。彼らはあれやこれやと指示を必要とせず、自分で考えて、自分自身で動く。彼らと働くのは楽だ。彼らは必要以上のマネージメントを必要としない。そういう人たちをどう見つけるか?彼らのバックグラウンドを見てみることだ。彼らは試行錯誤した経験を持っているだろうか?彼らは何かを独力でやりきったことはあるだろうか?雇うべき人は、ゼロからプロジェクトを立ち上げてやり遂げるような人だ。

もし選考の過程で誰を雇うか決めかねているときには、文章力の生むは1つの大きな選考基準になるだろう。文章力がある人は、考え方がはっきりしているということである。文章家は、コミュニケーションのコツもわかっている。

最高の逸材はどこにでもいる。どこに住んでいるのかではなく、いい人材を採ることが重要だ。

面接だけでは十分ではない。プロっぽい人が、実際に働いてみるとプロにほど遠いこともある。一番良いのは、実際の仕事ぶりをみることだ。20時間から40時間でもいいので、小さなプロジェクトに実際に入ってもらうことだ。実際の仕事の現場では本質が見えてくる。履歴書や面接では見えない一面が、実際に働くと見えてくるものだ。


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.1
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.2

「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.2

今日もこの言葉から。

この本は最高だった。だからもしよければいまこの瞬間にこのボタンを押して買って読んでみてほしい。


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

追記
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.3を書きました
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.4を書きました

まず最初に
見直す
先に進む
進展
生産性
競合相手
進化
プロモーション
人を雇う
ダメージ・コントロール
文化
最後に

では今回は3章の「進展」から始める。いままでのまとめは「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.1に書いてある。

進展
制約を受け入れる
中途半端な製品ではなく、製品の半分
芯から始める
初めのうちは詳細は気にしない
決断することで前に進む
キュレーターになれ
やることを減らす
変わらないものに目を向ける
ツールよりも中身が大事
副産物を売る
いま、始める

「私には十分な時間も、お金も、人脈も、経験もない」と嘆くのはやめよう。それならそれでなんとかしなければいけなくなる。創造性が発揮されるのだ。あれがないこれがないと嘆く前に、今自分ができることは何なのかを考えてみよう。

やりたいことのすべては実現できないものだ。だから愛着があるものをいくつか犠牲にしなければならない。やりたいことを半分にするのだ。中途半端の1つのものより、とてもよくできた半分のもののほうがいいに決まっている。

新しいことを始めるときは、やらなければいけない芯からスタートしよう。ホットドックの屋台をやるなら、いろいろあるかもしれないが、ホットドックのことを考えよう。芯の部分を見つけ出す方法は、それがなくなったときにどうしても先に進めなくなるもの、それが芯だ。ホットドックの屋台でホットドックがなければもうどうしようもない。

建築家は、階の設計が終わるまでシャワーの位置は気にしない。そんな細かなことはあとで決めた方がいいとわかっているからだ。初期の段階ではディテールから得られるものはない。気にしないことだ。

はっきりと決断しないと仕事は増える一方だ。だから決断を下すのだ。完璧な解決を待たず、決断して前進するのだ。

常に取り除き、シンプルにしよう。合理的にするように努めよう。キュレーターになることだ。何が真に必要かに徹底的にこだわるのだ。一番大切なものが残るまで切り落としていこう。もし必要ならばあとで追加できるのだから。

やることを減らすのだ。何か本当に必要なのかを徹底的に見極めよう。失敗するレストランにはメニューがたくさんある。まずはメニューを10以下にすることだ。そして残ったものを磨いて行くのだ。

多くの会社は「次のこと」に目を向ける。急上昇しているもの、新しいもの、最新のトレンド。それはまったく愚かな戦略だ。アマゾンは迅速な配送、選び抜かれた商品、安心の返品の仕組みに焦点をおいている。こうしたものの需要は常に高いからだ。流行は去り行く。変わらない機能に焦点を当てれば時代遅れという言葉なんてまったく意味のない言葉になる。

タイガーウッズに安物のクラブを渡してもあなたが徹底的にうちのめされるという事実から逃げてはいけない。人は道具を心の支えとして使う。うちっぱなしの練習につぎ込みたくないので、金をプロショップにつぎ込む。人は近道を探すものだ。ビジネスの世界では、オフィスも、備品も、どうでもいい。そんなことに心酔いしれている人が多い。本当に重要なのはどのように顧客を増やし、利益を増やすかということなのだ。

何かをはじめたら必ず副産物が生まれる。そこからビジネスが生まれることもある。忘れてはならない。

いつ商品や、サービスを出せばいいのか?答えは「今」だ。あと2週間でリリースしなければいけないと考えよう。そうすれはいらないものが自ずと見えてくる。あなたは良いものを作りたいはずだ。そのためには今必要なものを生み出す、この繰り返しだ。何が一番良いのかを想像するのはやめ、現実を見るのだ。

生産性
書類の同意は幻想
やめたほうがいいものを考える
邪魔が入る環境では生産性は上がらない
会議は有害
解決策はそこそこのもので構わない
小さな勝利を手に入れる
ヒーローにはなるな
睡眠をとろう
あなたの見積もりは最悪だ
長すぎるTODOリストは終わることがない
小さな決断をする

ビジネスの世界には、役に立たないどころか、自分たちの時間を無駄にする用済みの書類が散乱している。書類は作らなくていい。絵を書こう、模型を作ろう、鼻歌を歌おう。これこそが僕たちの誰もが進むべき道だ。実際に形あるものを作り始めるのだ。それ以外のことはすべて注意をそらすだけだ。

やめたほうがいいものを考えることは難しい。なぜ行うのか?どういった問題を解決するのか?これは本当に役に立つのか?何か価値を加えているか?それは行動を変えるのか?もっと簡単な方法はないのか?かわりに何をすることができるのか?本当にその価値があるのか?考えてみると良い。

もしあなたがいつも残業をし、週末も働いているとしたら、それはやるべきことが多い訳ではない。仕事を「完了」させていないからだ。そしてなぜ完了させていないのか?それは邪魔が入るからである。メールに返信し、同僚とおしゃべりをし、肩を叩かれ、ちょっといいですか?とはじまる。邪魔が入ることであなたの勤務時間は数分の集まりになっているのだ。あなたは一人モードに入らなければならない。一人だけの長い時間こそ生産性が最も高くなる。飛行機の中がどれだけ仕事ができるかあなたは知っているはずだ。

会議はほかの何よりも邪魔だ。会議は不十分であり、会議は容易に道からはずれ、会議は全員の時間を無駄にし、会議は会議を生む。1時間の会議を10人でやれば10時間の生産性を奪っているのだ。本当に会議が必要なら、タイマーをセットし、可能な限り少ない人数で行い、具体的な問題からはじめるべきだ。とにかく会議を少なくすることが大切だ。

多くの問題は複雑な解決策が必要だが、柔道や合気道のような柔らかな解決策がないか探してみることだ。あまりに複雑な問題を解決するという行為は、複雑な問題を解決することが快感になり、それ自体に意味がなくなってくる。ほどほどの解決策を探してみよう。問題があればまたほどほどに解決すれば良いのだから。

仕事の成功が次へのモチベーションにつながる。だから2ヶ月のプロジェクトでも、1日1日に勝利を作るのだ。その勝利が次への活力になるのだから。

ヒーローにはなるな。たいていのヒーローが行っている仕事は無駄だ。ヒーローは睡眠時間を削り、プロジェクトを進めようとする。しかしそのようにしないと進まないプロジェクトはそもそも設定が間違っている。同僚に見てもらった方がいい。

睡眠はしっかり取ろう。睡眠を取らないことの弊害はあまりに大きい。

すべての人は見積もりが下手だ。しかし最高に見積もろうとする。無駄だ。どうせ外れる。その見積もりはもはやファンタジーだ。だから小さな単位に分解をして、今ある問題をきちんと処理することが大切だ。完璧な解決策を完璧な見積もりで3年間引くより、今ある問題をほどほどに、しかし確実に片付けていくほうがよっぽど意味あることなのだ。

長すぎるTODOリストにはゴミが集まる。長いTODOリストに私たちは嫌悪感を覚え、感情はネガティブになる。TODOリストはなるべく短く、小さな期間のものにすべきだ。TODOなどと言い始めれば私たちにTODOがなくなる日はない。TODOリストは私たちの前に53894番目まで存在していて、今この瞬間に53895番目ができているのだから。

大きな決断をするのは難しい。変えるのも難しく、リスクも大きい。そのため間違っていてもその決断を私たちは正しいと言い聞かせてしまう。エゴとプライドからだ。だから小さな決断をしよう。いや、決して大きな計画や決断をするなと言っているわけではない。大きな計画には小さな決断が不可欠なのだ。だから目の前にある小さな決断を下すことを考えよう。

競合相手
商品をありふれたものにしない
真似てはいけない
けんかを売る
競合相手以下のことしかない
強豪相手が何をしているかなんて気にしない

もしあなたが成功していれば世の中の人はあなたを真似しようとするだろう。だからはじめから真似できないようにするべきだ。他の人が提供できないものにするべきなのだ。あなた自身を商品、そして商品のまわりにあるものすべてにも注ぎ込もう。どのように販売するのか、どのようにサポートするのか、どのように説明するのか、そしてどのように伝えるのか。強豪相手は製品の中にあるあなたまでをコピーすることは決してできない。

真似てはいけない。ビジネスの世界でコピーはもっとも邪道なものだ。もしかしたら、それはぼくらがコピーアンドペイストの世界に住んでいるからなのかもしれない。一瞬で画像も言葉も、プログラムも盗める。そして真似ることでビジネスが立ち上がる。しかしこれは失敗の方程式だ。模倣している側はその本質的な理解ができないからだ。そしていつまでもオリジナルに追いつけない。

自分の商品に自信があるのなら、堂々と競合にたいしてけんかを売ればいい。敵を伝えることは顧客に何かを伝えるためのすばらしいストーリーを作ってくれる。情熱に火が付き、人はそれに関心を持ち始めるのだ。

競合に勝つために、我々は従業員を増やし、オフィスを広げ、機能を拡充してきた。しかしこれは冷戦を生むだけだ。ゴールはなく、まったく本質的ではない。もし本当に競合に勝ちたければ少なくすることだ。さまざまなものを削り少なくしていく。そしてそれを売りにしていくのだ。

競合相手は結論気にしないことだ。あなたがAppleやGoogleを敵にしているのであればそれはまったく間違いだ。私たちはAppleよりAppleっぽいものを作ることはできないし、GoogleよりGoogleっぽいプロダクトを作ることはできないのだ。だから結論として競合は気にせず、自分の信じたもので戦った方が良い。たとえ敗北しても、真似て勝つのに何の意味があるのだろう。

次は第7章からまとめてみようと思う。

小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.1


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.1

追記

「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.2を書きました
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.3を書きました
「小さなチーム、大きな仕事」のまとめ No.4を書きました

まずはじめに、この本は最高だった。だからもしよければいまこの瞬間にこのボタンを押して買って読んでみてほしい。


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

なぜそんなにすばらしかったのか?それは洗脳から抜け出させてくれる本だからだ。

まず最初に
見直す
先に進む
進展
生産性
競合相手
進化
プロモーション
人を雇う
ダメージ・コントロール
文化
最後に

まず最初に
新しい現実

彼らはまずはじめに、彼らはこの本のターゲットをすべての人であると定義している。ビジネスのことなど考えもしていない人から、経営者まで、すべての人がこの本のターゲットである。
この章のサブタイトル、新しい現実とはいったいなんなのか?それは「インターネットができて、今や誰でもビジネスができるということ」、それこそが新しい現実だ。多額の資金はいらない。週に60、80、100時間も惨めに働く必要はない。貯金もいらないし、オフィスもいらない。危険なんてなにもない。それが新しい現実である。

見直す
現実の世界なんて無視しよう
「失敗から学ぶこと」は過大評価されている
計画は予想にすぎない
会社の規模なんて気にしない
ワーカホリックは馬鹿げている
アントレプレナーはもうたくさん

現実とは何か。現実とは悲観と絶望に満ちている。新しいコンセプトは失敗することが約束されていて、現実の住人は、他人を自らの墓に引き込もうとする。希望と野心を持っていれば、それは「現実」では不可能であり、時間の無駄だといわれる。
けれどもそうでない人たちもいる。それも「現実だ」。「現実」とは場所ではなく、ただのいい訳だ。だからあなたに「現実」は関係ない。無視してやればいい。

いざ何かをはじめようとすると「現実」の住人は失敗をさせたがる。失敗は成功のは母であるという「現実」の世界の掟によってである。早めに失敗して、何度も失敗しろ。そして学べと。
失敗から学ぶことなどそうそうない。計画にだまされるな。他人の失敗は所詮他人の問題。あなたには何の関係もない話だ。失敗から学べることは「何をしてはいけないのか」であって、何をすべきだったのかではない。成功は「何がよかったのか」を教えてくれ、次の手段を与えてくれる。失敗は成功の源ではない。だから失敗しない方を選べ。成功する方を選べ。失敗しろという言葉は所詮「現実」の住人のいいわけだ。

そして計画だ。計画というのは占いと同じくらい不確定な要素がある。計画は予想だ。事業計画は事業予想であり、財務計画は財務予想なのだ。
あなたは臨機応変に振る舞わなければならない。いまからこの方針で行く。方針は変わる。壮大な計画を作ってもそれを見たりはしない。20ページの事業計画はファイルキャビネットの化石になるのがオチだ。
予想は大切だ。けれども今年の目標を決めるより、今週行うことを決めよう。次に行うことを。重要課題を見つけ出し取り組むのだ。計画なしに仕事をするのは恐ろしいが、現実と折り合わない計画に従うのはもっと恐ろしいことだ。

次に会社の規模の話をしよう。ビジネスと規模にはどんな関係があるのだろうか?ちょうどよい大きさを見つけて、それに満足してはいけないのだろうか?ハーバード大学が「もっと手を広げて、たくさん姉妹校を作って、何千人もの教授を雇って、グローバル展開して、世界中にキャンパスをオープンしたらすごい大学になるのに」なんて言うだろうか。当然言わない。それが大学の価値ではないからだ。ではなぜビジネスは規模が求められるのだろう?
もしかしたら、あなたの会社は5人が最適かもしれない。50人かもしれないし、500人かもしれない。もしかしたら1人と1台のPCが最適なのかもしれない。どのくらいの規模にするのかなどすぐに決めないことだ。ゆっくり成長して適切なサイズを見つければいい。焦って人を雇うな。身の丈に合わない成長は企業の死因だ。
小さいことは通過点ではない。小さいことは、目的地でもあるのだ。
小さな企業はもっと大きくなりたいと願っているが、大きな企業は小さく柔軟になることを夢見ていることは事実だ。小さなビジネスを目指すことを不安に抱かなくていい。持続的で、利益の出るビジネスを行っていれば、それが大きかろうと小さかろうと誇るべきことなのだ。

ワーカホリックは馬鹿げている。徹夜で働き、自分を追い込み、プロジェクトを成功させることが名誉の勲章だと思っている。
それは間違っている。
ワーカホリックは時間を投下することで、問題を解決しようとする。だから考えない。力技だ。
ワーカホリックは危機を生み出す。彼らは好きで働いているので、効率的な方法を探さない。
ワーカホリックはほどよい時間しか働いていないという理由で、遅くまで残らない人たちを能力が欠けていると見なす。これは士気をさげ、いずれ全員が意味なく残るようになる。
結局、ワーカホリックが、そうでない人よりいい仕事をするわけではない。完璧主義でもない。単純につまらない細部に執着して次の仕事に取りかからず、時間を無駄にしているにすぎない。
彼らはヒーロではない。彼らは危機を救うのではなく、時間を浪費するだけだ。本物のヒーロは仕事をさっさと片付けて、とっくに帰宅している。

アントレプレナー(「起業家」)という言葉はやめよう。そんなのお荷物だ。特権階級でもない。
起業家の代わりにスターターと呼ぼう。MBAも、資格も、高いスーツも、リスクもいらない。1つのアイデアと、少しの自信と少しの勇気があれば十分だ。

先に進む
世界にささやかに貢献する
あなたに必要なものを作る
まずは作り始めよう
「時間がない」は言い訳にならない
一線を画す
ミッション・ステイトメント・インポッシブル
外部の資金は最終手段
必要はものは思ったより少ない
スタートアップではなく、企業を始めよう
売却するつもりのビジネスは廃却されることになる
身軽でいること

大きな仕事をするには、世界にささやかに貢献しているという感覚が必要だ。何かするなら重要なことをしよう

すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は、あなたが使いたいものを作ることだ。自分が使いたいものを作ると、作り手は作るものと恋に落ちる。問題も、解決の価値も、よく知っている。それは何者にも代え難い。しまいには何年もこのために働くことに(働きたく)なる。だから本当に気にかけられることをしたほうがいい。

まずはやることだ。アイデアを持つことと作ることは違う。アイデアなんていくらでもあるし、そこに価値はない。生み出して初めて価値が生まれる。

「時間がない」はいい訳だ。時間はある。仕事をやめる必要もない。毎週週末数時間だけやってみたらいい。多くの人はやらない。残念ながらそこまで本気じゃないんだ。そして自尊心を守るために「時間がない」という。

すばらしいビジネスは製品やサービスではなく、「視点」を持っている。信じるものだ。何のために戦うのかを知り、その世界を見せる必要がある。哲学である。

ミッションステートメントは書くだけではだめだ。お客様第一主義でお問い合わせ電話を10分も待たせては意味がない。何かを信じるということは書くだけではだめだ。本当にそれを信じて、その通りに生きることである。

資金を得るための方法はたくさんあるが、外部からの資金調達はお勧めしない。コントロールを失い、早く売却ことを考えるようになり、他人の金を使うことが癖になって、顧客が後回しになる。

必要なものは思ったより少ない。本当に10人必要なのだろうか?本当に50万ドル必要なのか、本当に6ヶ月必要だろうか、本当にオフィスが必要だろうか?本当に倉庫が必要だろうか、本当にPR会社が必要だろうか?本当会計士が必要だろうか?本当にフルタイムのサポートが必要だろうか?本当におしゃれな名刺やカタログが必要だろうか?偉大な企業はガレージでさえスタートするものだ。あなたの会社も。

スタートアップという言葉は特別な種族のようだ。彼らは失敗を許可され、経費を自由に使え、収支を追わなくてもいい。他人の金が使える。そんなのおとぎ話だ。スタートアップという言葉でごまかさずに、実際の企業として振る舞うべきである。

どういう出口戦略なのかということを考えるな。始まってないのに終わりを考えるやつに成功などない。買われたい企業に明日はない。なぜなら顧客でなく、売却先のことを考えるからだ。そんなことを考えるな。やり続けろ。

身軽でいることはとてつもなく有利だ。最も無駄がなく、速い。巨大な組織は軸を変えるのに何週間も何ヶ月も何年もかかる。身軽であればすぐに直せる。変えられる。そしてなにより自分の考えを変えることができるのだ。

全12章のうち、まずはじめの3章をまとめてみた。

続きは次に書こうと思う。これを読んできになった人はぜひ読んでほしい。

最後にこの本を書いた「37シグナルズ」の紹介を引用しておこう。

37シグナルズ(37signals,LLC.)という社名。TechWave読者なら聞いたことがあるのではないでしょうか。十数人のメンバーで、300万人というクライアントを抱える米国のウェブサービス企業です。

 彼等は3人のウェブコンサルティング会社として1999年に企業しました。市販のプロジェクト管理ソフトに不満を感じ、自分たちで「BaseCamp」というサービスを開発。評価が高く、たった5年で年間数百万ドルの売上を生むようになったのだといいいます。また、同社はRuby言語のフレームワーク「Ruby on Rails」を開発したことでも知られています。

 「小さなチーム、大きな仕事(原題:ReWork)」は、そんな彼等による、仕事やビジネスに対する考え方の転換を主張した本。冒頭には「ビジネスなど始めようなどと考えたこともない人から、すでに会社の経営に成功している人まで、さまざまな人に向けた本だ」と書かれています。そこには「大きなリスクを抱えることなく、成功することは可能」だから、仕事の本質を見なおそうというメッセージが込められています。

[書評] 「小さなチーム、大きな仕事」 ? 37シグナルズ成功の法則 (原題:ReWork)【増田(maskin)真樹】


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)