ad:tech SFに行ってきます

ad:tech SFに参加させていただけることになったので、@tatenosystem@2youngとで行くことになりました。こういう機会を与えてくれる会社には本当に感謝です。

ad:tech東京事務局が用意したオフィシャルハッシュタグがあるらしいので、そこを見ていただけるとよいかと思います。#atsj

帰国は土曜日の夕方です。いつも通り連絡はskypeかgmailへお願いします。
会社関連の方は緊急連絡用の携帯を借りているので、うちのチームの誰かに聞いてください。

では、行ってきます。

縦割りと横割り。職人とベンチャー。最後に寿司。

ぼくは大学の時に予備校で働いていて、受け持った生徒たちに「縦割りと横割り」という話をよくした。

大学受験において、試験問題を2つに分類することができるとすれば、それは「縦割り問題」か「横割り問題」かの2つである。

縦割りの問題というのは別の言葉で言い換えるならば「パターン学習」であり、分野ごとに決められた問題のことだ。たとえば英語なら「不定詞」「動名詞」「前置詞」「時制」「アクセント」といったように、数学ならば「微分積分」「関数」「数列」「確率」「自然数問題」といったように、学校の教科書や参考書の目次のページに書いてあるような内容に即した問題のことである。

数学でチャート式という教材の人気がとてもあるのは、この縦割りの問題を効率よく、深く学ぶことができるようにできているからである。これらの問題は試験会場で問題を見たときに「はいはいきましたね、このパターン」とガッツポーズができる問題たちであり、その分野のパターンを漏れなく、網羅してマスターできていれば、確実に点を積み重ねることができる問題なのだ。しかし、実際には出るとわかっているにも関わらず、パターン学習が不完全なために散っていく生徒がどれだけ多いことか。。

横割りの問題というのは、それらのどの分野にも属さない問題、一見ある分野の問題のように見えるのだけれども、実際に解答するためにはまったく違う分野の道具や技巧を使わないと解答には辿り着けない問題たちのことだ。

有名な問題は「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」という問題(これは実際に東大で出題された問題)。この問題は、前に書いたどの分野に分類される問題なのか決定するが非常に難しく、横割り問題の代表的な問題だと言っていいと思う。ちなみにこの問題を見たときに、円に内接する正12角形が書くことができれば、もう7割くらい正解だ。あとは簡単な計算を行えば終わり。横割りの問題と言うのは、最初の1行目の解答が書けずに、部分点すらもらえずにゼロ点になってしまう生徒がとても多く、またその問題に対する解答がたった数行で終わってしまうことも多いのが特徴だ。

当然の話しなのだが、もし東大、京大、東工大、国公立医学部など超難関大学を除く大学を受験するのであれば、間違いなく縦割りの問題に対する道具を万全に準備することだけ考えれば問題ない。教科書に書いてあることがきちんと理解出来ていて、覚えるべきところをきちんと覚え、基本的な技巧をマスターし、そしてたくさんの問題に対して挑み続け、1つ1つ積み重ねていけば、間違いなく成績は上がる。そういう意味では受験は努力を裏切らないというのは真実だと思う。

しかしながら、どうしても受験生というのは「パターン学習」というものに対してすぐに飽きてしまったり、めんどくさくなってしまったり、馬鹿にしたりしてしまう。チャート式などという分厚い問題集を1ページずつ進めていくことよりも、10日で終わる何とかといったようなものにすぐ気移りしてしまい、最後で失敗するパターンがとても多いのだ。

話を今の時代に戻そう。

我々は、自分が今持っているミッションを忠実に行い、目標をきちんと掲げ、そしてそれに向かって努力をし、圧倒的なアウトプットを出す必要がある。しかし我々は80%くらい出来ていると残りの20%の必要性や重要性に気づかなかったり、馬鹿にしたりしてしまう。いや、20%にすら気づかないことが多い。これはパターン学習にとても似ている。我々はそれではいけない。どんな状況においても自分のアウトプットが「脳ではなく脊髄を通してできるようになるくらい」鍛錬を積み、最高のアウトプットを出さなければなければいけない(これはよく使っていた言葉で、脳で考えてペンが動くうちは素人。玄人は脊髄の条件反射のようにペンが走り出す)。周りでは様々なことが起こっていると思う。気移りもするだろう。しかし、まずは自らが置かれている基本に忠実に、今目の前にある課題に対して誠実に向き合う勇気をもたなければならない。

我々のようなベンチャーといわれる業界は、寿司職人や左官職人、建築家や医者や弁護士などと違って、特定の分野における「修行」という概念があまりない業界だ。ともすれば、タイミングや運によって自らのおかれる立場が大きく変わったりもする。もちろん市場の変化を自らのチャンスにし、ルールを自分たちで作り、既存のしがらみや方法論をぶち破っていかなければならない。それが我々の業界の面白いさであり、楽しさだ。

けれども、目の前にある仕事という意味では、それがネットだろうか、寿司職人だろうが何ら変わりはない。

自らの仕事においては、1つ1つの仕事に対する強いこだわりを持ち、強い思いを持ち、強い責任感のもと、最高のクオリティを目指さなければならない。本当に自らの仕事が100%の結果なのだろうか、その分野において極めようと努力していると言えるのだろうかと、常に自問自答する必要がある。

人は不思議なもので周りで起きている問題はとても大きく見え、自らの仕事の問題は小さく見え、そしておろそかになってしまうものだ。だからこそ、パターン学習のように同じ状況にであったときには前回よりもより良いアウトプットを出すために学習し、同じ問題に当たったときは同じ過ちを繰り返さないように反省をしなければならない。1つ1つの仕事に対して深く理解をし、自らの分野の中でより良くできることはないのか、本当に最善を尽くしたのか、職人と言えるくらい素晴らしいアウトプットを求めていたのか、常に考える必要がある。

横割りを考えるのはそれからでも遅くはないのだ。

なぜなら縦割りができない者に、横割りの問題が解けるわけないのだから。

あとがき。

新卒向けメッセージが流行っているみたいだから書いてみる。

新卒のみんな。

常に本当にそのアウトプットが最高か考えてみよう。アウトプットは自らの「評価シート」だよ。

寿司職人の見習いになると、まず玉子焼きからはじまるんだけど、自分が師匠に出す玉子焼きは何百回と作ったものの中で一番いいものを出すわけ。板前の世界っていうのは、もちろんはじめから寿司なんか絶対握らせてもらえなくて、ベンチャーみたいにきちんとした評価制度があるわけでもないし、目標設定や評価FBもないんだ。何がダメなのか、何がいいのか、理不尽なこと(だとそのときは思うであろうこと)もたくさんある中で、師匠がいつの日か頭を縦に振る日が来ることを信じて、3日後か、3ヶ月後か、3年後かわからないその日を待ちながら毎日毎日卵を焼き続けるんだよ。だからまずは縦割りだよ。1つ1つに丁寧に本気で取り組もう。ちょっとの背伸びは重要。上司や同期の言動にアンテナを張る事、疑問を持つことも重要。けどまずは何より自分のスキルと結果だから。職人の気持ちで。1つ1つその分野を極めていこう。すると上は見ているもので、ちょっと縦割りの問題の中に横割りの問題を出してみたりするものだから。その時にはそのスキルをきちんと学ぶこと。そうすれば自然と身について行くと思う。寿司職人の気持ちで。俺らみたいな業界だからこそ、その気持を忘れてはダメだと思う。

GDD Phoneにb-mobileSIMを入れてみた

待ちにまったb-mobileSIMが届いたので、Google Developer Dayでもらったandroidフォンに入れてみた。無事に開通。

 「b-mobileSIM」は、NTTドコモの3G網に対応したデータ通信専用SIMカード。今回第1弾となる「b-mobileSIM U300」が発売される。SIMカードは、ユーザーが所有するSIMフリーの通信機器に挿入して利用するもの。国内のみに対応し、データ通信専用となるため通話はできない。通信速度はベストエフォートで、上り下りとも300kbpsを超えた辺りが上限となる。

SIMフリー端末を含むNTTドコモFOMA®ネットワーク使用端末で使える
スマートフォンやPC、そして電子書籍リーダーなど急速に広がりを見せる携帯網の利用。 b-mobileSIMは通信だけを提供し、あなたのデバイスに組み合わせて使うことができる画期的な通信パッケージです。

全国で使えるFOMA®ネットワークをあなたのデバイスで
人口カバー率100%のdocomo FOMA®ネットワークを利用しているので全国どこでもご利用いただけます。

安心の定額使い放題
まるで乾電池を買うように通信を買おう。
1年間、3Gネットワークを使い放題で29,800円。まるで一定期間使える乾電池のように、通信を買うことができます。1年使い放題に加え、6ヶ月、1ヶ月というラインナップもご用意しています。

開通までの手順は以下の通り。

  1. 開通手続きをする
  2. SIMカードを入れる
  3. 「設定→ワイヤレス設定→モバイルネットワーク→アクセスポイント名」でmenuボタンを押して新しいAPNを設定する

以上。

はまったところ、はまりそうなところ。

  1. 「通信サービスなし」と表示されたり、電波状況を表示する部分は圏外になっていたりすぐが、問題なく使える
  2. OSのバージョンが1.5でないとダメ。「設定→端末情報」にファームウェアバージョンが書いてあってそこで確認できる

このSIMカード1枚持っていれば、ipadなどのSIMフリー端末は1枚のSIMカードで使い回しができるし、便利だと思う。

iphoneは1ヶ月5000円くらいかかるけど、これなら1年3万くらい。安い!

電車でメールやRSS読んだり、twitterしたりできて便利。買って良かった。