ガラパゴス化

日本の大学のガラパゴス化 茂木健一郎 クオリア日記」

日本の大学のガラパゴス化

最近、さまざまな大学では、「就職」への対応を売り物にしているのだという。大学三年の秋から就職活動が始まるという日本の企業の「慣行」に合わせて、一年生の時からキャリア教育をするのだという。

このような風潮は、二重三重に間違っていて、最終的には日本の国益を損すると私は考える。

中略

参考資料:ハーバード大学への日本人留学生は減っている

知り合いの人が来年海外の大学を受験するらしい。頑張ってTOFELとか勉強しているようだ。「スタンフォードとか行けたら最高ですね」と話した。もう社会人になって5年くらい経つのにすごいなと思う。全力で応援したい。

いま一緒のチームで働いていて、週に2回だけ来てもらっているエンジニアの方も、2足のわらじで大学院生をやりながら働いている。博士課程に進学予定だそうだ。結婚もされていて、有名企業に就職したあとに退職。アカデミックに舞い戻ったそうだ。すばらしい。

こういう人たちもいる。そうじゃない人たちもいる。

おれもがんばろう。

至福のレストラン

前々から行きたいと思っていたレストランがあって、しかしながら行く機会もなく放置していたら、偶然が重なってランチでそこに行く機会に恵まれた。

この店は東京で最高といわれている3ツ星フレンチレストランのシェフたちが独立して作った店で、味も、サービスも、雰囲気も、すべてが完璧に保証されている。それに加えてホテルのレストランにはない温かさやぬくもりがあり、本当に「料理」で生きていく人の最後の姿を見れる場所だと思う。

最高のランチだった。

すべてが完璧で、パーフェクト。家具も、食器も、音楽も、そして何より壁に飾ってある巨大な絵も、全部だ。

それに加えて感動したのが、最高級ホテルにある3ツ星レストランの総料理長として、よく雑誌に写真が載っているその料理長が自分からたった5m先で自分たちのために料理を作っている姿を見れたこと。たしかにホテルの厨房はベールに包まれていて見ることはない。それは考えてみればシェフも同じことで、お客様の顔を見ることなどめったにないのだろう。

だからこそこの店を作ったのかもしれない。

そういう意味では頂点まで上りつめたシェフが最後にたどり着いた場所が、ホテルの中にあるキッチンではなく、小さなカウンターキッチンであったという事実はとてもうれしかった。

絶対また行く。そう決めて店にお礼の絵葉書を出したあとの深夜1時。